第4回公開ワークショップ

協力: JPCERTコーディネーションセンター

2012年11月28日(水)にJPCERTコーディネーションセンターの協力による「第四回公開セキュリティーワークショップ」を開催いたしました。今回のテーマは、「TPMを活用したクラウド時代のセキュリティー対策」とし、最新のセキュリティーに関する課題を念頭に、広範囲な分野での具体的な応用事例を探り、来るべきクラウド時代に携帯電話、サーパーや車などで要求されるセキュリティーが、最前線でどのようにTPMを絡めて行けるのかをご紹介いたしました。

開催内容の詳細は下記をご参照下さい。

2012年11月28日(水)13:30-17:30
場所: 日本アイ・ビー・エム株式会社 会議室:リバーサイドプラザ・AVルーム
<住所>東京都中央区日本橋箱崎町 19-21
テーマ: TPMを活用したクラウド時代のセキュリティ対策
キーワード:セキュリティーワークショップ
参加費用:無料
参加対象: TPMを活用したセキュリティソリューションにご興味をお持ちの会員・非会員の皆様
定員:100名
本イベントは終了しました。ご参加いただきありがとうございました。
各セッションの資料は以下よりダウンロードいただけます。 

アジェンダ:

時間プログラム
13:30開会挨拶

TCG日本支部共同議長 TCG常任副理事
レノボ・ジャパン株式会社
河野 誠一氏 -> 資料ダウンロード
13:40情報セキュリティにおけるインシデントの傾向紹介

近年、様々なデバイスが情報システムに接続されるようになり、情報セキュリティにおいても情報システムに留まらない課題が出てきています。そのひとつとして、制御システムセキュリティに対する関心も高まっています。このセッションでは、制御システムセキュリティに対する取り組みにも触れつつ、情報システムにおけるセキュリティインシデントの傾向をご紹介します。

JPCERTコーディネーションセンター
理事 分析センター長
真鍋 敬士 氏 -> 資料ダウンロード(リンク修理中)
14:10Windows 8におけるTPMの利用

Windows 8では、セキュアブートによるノードレベルのセキュリティ向上に加え、 Virtual SmartCardを利用した、クラウドでも展開の出来るセキュリティ機能が 導入されています。本セッションでは、セキュアブートとVirtual SmartCardを 中心にWindows 8におけるTPMの利用についてご紹介します。

日本マイクロソフト株式会社
チーフセキュリティアドバイザー 
高橋 正和 氏 -> 資料ダウンロード(リンク修理中)
14:40Android (ARM)+TPMによるセキュアブート

システム領域とユーザ領域が分離されたAndroid端末の場合、システム領域は所望の状態を維持し続けることと、状態数が限られていることを前提にできます。KDDI研究所は、ARMボードにTPMを接続した、Android OS向けセキュアブートを研究・開発しました。これにより、リモートから、ブートローダとAndroid OSが完全な状態で起動したことを検証できるようになります。

株式会社KDDI研究所
ネットワークセキュリティグループ
竹森 敬祐 氏 -> 資料ダウンロード
15:10休憩
15:40TXTとVMware vSphere

vSphereはTCGのDRTMに沿ったトラステッドブートに対応しており、起動時のカーネルが期待されたものであることを保証できます。本講演では、DRTMの実装であるインテルTXTとvSphereへの対応状況、ユースケースについてご紹介します。

ヴイエムウェア株式会社
パートナーテクニカルコンサルタント
大原 久樹 氏 -> 資料ダウンロード
16:10自動車を主とする組込機器へのTCG応用

組込み系/モバイルデバイスを含めたネット接続機器台数は2011年末に100億台を越え、2020年までに500億台に達すると言われています。本講演では自動車を主とする組込機器でのTCGの具体的なソリューションを紹介し、将来の展開、発展性をご紹介します。

TCG常任理事 TCG組込系WG共同議長
富士通株式会社 
小谷 誠剛 氏 ->資料ダウンロード
16:40休憩
16:50パネルセッション

パネリスト:ワークショップ講演者
進行役: インテル株式会社 竹井 淳 氏 
17:20閉会

TCG日本支部共同議長
ウィンボンドエレクトロニクス株式会社 
長谷川 啓子 氏 -> 資料ダウンロード
17:30終了


お問合わせ

TCG日本支部(JRF)事務局
[日本窓口] E-mail: [email protected]

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