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TCG 日本支部（JRF）は、 2 月29 日、ヒルトン東京にて公開ワークショップを開催します。同イベントでは、TPM(Trusted Platform Modules)やその他のRemote Attestation技術を利用したインターネット接続機器の保護について解説します。

本ワークショップでは、情報セキュリティに携わる TCG 会員、開発者、利用者、政策担当者が、サイバーセキュリティの現状について議論し、情報交換を行う場を提供します。NECなどの業界大手とのコラボレーションを含め、耐量子計算機暗号（PQC）やソフトウェア部品表（SBOM）など、海外セキュリティの最新動向を考察します。また、ゼロ・トラスト、相互運用性、クロスデバイス、クロスインダストリー、サプライチェーンのセキュリティに関する主要な議論も行われます。

TCGプレジデントのジョー・ペニシは、次のように述べています。「TCG の 25 周年を迎えるにあたり、10 年ぶりに日本に戻れることを嬉しく思います。」「JRFは、日本国内におけるTCG技術の教育と普及を促進する上で、極めて重要な役割を果たしてきました。このワークショップは、脅威がますます複雑化している現代において、企業のセキュリティ対策の強化に役立つ最新の技術について理解を深める機会を提供します。」

デバイス接続の増加や IoT技術の広がりにより、企業は機密データや重要データを悪用されないよう、不正アクセスを検知できる新たなセキュリティ手法を必要としています。

2月29日にヒルトン東京で開催されるこのJRFの公開ワークショップでは、攻撃に対する検知・阻止が可能なTCGのRemote Attestation技術に焦点を当て、日本の企業や利用者がネットワーク内のデバイスの信頼性を正確に検知・検証できるよう支援します。

参加者は、最近のサイバーセキュリティの脅威、産学官民の組織における対策や技術の必要性について理解を深めることができ、すでにTCGのRemote Attestation技術を実際に活用した機器やデバイスのデモンストレーションをご覧いただくことができます。

JPCERT/CC の早期警戒グループ 脅威情報アナリストの堀充孝氏による基調講演の他、JRF のメンバーでNECの小林宰氏、TCG Attestation Work Grog Chairで IntelのNed Smith 氏、TCG TPM Work Group Chair でGoogleの Chris Fenner 氏、TCG Technical Committee

Member/EditorでJuniper NetworksのGuy Fedorkow氏など、サイバーセキュリティ業界の専門家による講演が予定されています。

ワークショップの参加は無料で、 2 月 26 日まで受け付けています。詳細については、https://bit.ly/tcg-jrf-2024をご覧ください。

– ENDS –

 About TCG

Trusted Computing Group (TCG) は、相互運用可能なトラステッド・コンピューティング・プラットフォームのための、ハードウェアベースのRoot of Trustをサポートする、オープンでベンダーニュートラルな国際的業界仕様および標準を開発・策定し、それらの普及に取り組むべく設立された非営利団体です。

TCGはオープンな標準と仕様により、安全なコンピューティング環境を実現します。TCGの利点は、ビジネス クリティカルなデータおよびシステムの保護、安全な認証方式、ユーザ ID の強力な保護、マシン ID およびネットワーク真正性の確保などがあります。10億台以上のデバイスがTCG技術を搭載しています。

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